わんぱく相撲特別委員会

基本方針

 2002年の学習指導要領改定により、変化の激しいこれからの社会を生きるために必要な「生きる力」の育成を重点に置いた、ゆとり教育と言われる教育が始まりました。しかし、学力低下等の理由から学習量が増加するよう学習指導要領が改定され、2011年から施行されました。この改定された教育方針のことを、脱ゆとり教育とも言われていますが、「生きる力」の重要性は失われてはいません。対話能力や体力の低下が見受けられる地域のこどもたちにとって、この「生きる力」という重要な力を育む機会が必要であると考えます。

 そのために、わんぱく相撲十日町場所を開催致します。相撲は身体一つで行なう競技であるため心技体の充実が特に必要となります。まず「心」については、全ての基本である挨拶をきちんとしていただきます。相撲という競技は神事でもあることから、他の競技に比べ礼儀作法などが重視されております。試合に勝っても負けても、きちんと挨拶をすることで対戦相手を思いやる気持ちを持つことができ、豊かな人間性を育むことに繋がります。次に「技」については、相撲の取り組みの中で学ぶ機会を提供させていただきます。相手と対峙し取り組みの中でどのように勝つか手法を考え動きに繋げることを体験していただき、自ら考え行動する力を養います。最後に「体」については、相撲の基礎稽古の一つである四股をしっかりと覚えていただきます。この四股は体幹を鍛える効果が非常に高いことで知られており、他の競技にも取り入れられている程で健康・体力の増進に繋がります。これら心技体の学びを、相撲を通じてより多くのこどもたちに体験していただき、豊かな人間性や健康・体力を兼ね備えた「生きる力」を育みます。

 こどもの頃から相撲を経験することで育まれる「生きる力」は、 その後の人生における様々な場面でも、その経験が必ず活きます。わんぱく相撲を通じて多くのこどもたちに相撲を体験していただき、健康で心豊かな地域に繋げます。

<事業計画>

1.第35回わんぱく相撲十日町場所の開催

2.第35回わんぱく相撲全国大会引率

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