第56代理事長
山田 剛



スローガン
〜 今日の未来(あす)のカタチに 〜
ミッション!パッション!ハイテンション!
 

【基本理念】
努力の継続が個人の成長に繋がり、個人の成長が地域の未来(あす)に繋がる。
地域の未来(あす)を担う使命を感じ、情熱を持って、明るく次代に繋げよう!

【はじめに】
 社団法人十日町青年会議所(以下十日町JCとする)は、創立55周年という新たな節目を迎えます。また社団法人格を取得した先輩諸氏の歴史を引き継ぎ、今年度公益法人格取得という新たな歴史への第一歩に向けて進んでおります。第56代理事長を拝命するにあたり、歴史を繋いでこられた先輩諸氏に敬意を表すると共に、未来(あす)に向かって邁進していく所存でございます。
 JCの目的は何なのか。それは地域の未来(あす)を考え、課題を克服し、明るい未来(あす)へと繋げていくことです。この地域の未来(あす)を創造するためには何をしなければいけないのか。未来(あす)へと繋げていくにはどうしたら良いか。そのことを常に考え行動しなければなりません。十日町市、津南町の行く末を案じている人はたくさんいます。人口は合わせて約7万人、過疎化が進行し少子高齢化が進んでいます。地域の産業構成も第1次産業従事者が減少し、第2次産業も自治体の財政状況の中で公共事業費の削減が予想されます。若者の田舎離れ、都会を羨望する考えがある一方、田舎だからできることがある、この地域だからできることがあるのです。この地域の課題を解決し、未来(あす)に繋げて行く役割が我々十日町JCにはあるのだと考えます。昨年の震災、災害を通して自分自身無力さを感じました。本当に人のためになれるのか、何か行動したいのだが戸惑いがありました。また地域の皆さまにも多くの不安や戸惑いを感じている方は多いのではないでしょうか。地域のちからを、未来(あす)のカタチにするにはどうするべきか。その答えがJC運動にはあるのだと考えます。

【公益法人格取得から組織の役割の強化、発信へ】
 
昨年度、社団法人十日町青年会議所は新潟県に公益法人格取得申請を行い、公益社団法人十日町青年会議所として今年度設立を目指しております。今までの先輩諸氏から培ってきた歴史、組織だけの問題ではなく、公益法人として広く地域の皆様が認識できる事業展開をしていかなければなりません。また公益法人に必要とされる知識、組織力を我々メンバーは目指して構築していかなければなりません。そのためにも十日町JCとしての存在意義を考え、事業展開をして参ります。
 そして公益法人格はただ取得すれば良いと言うものではありません。公益法人たる組織を維持できなければ、公益法人格を継続できないのです。我々自身が法令を遵守し、何のための公益法人なのか、公益法人の特性を活かし、地域に根ざした活動を行い、発信していきます。この地域にも様々なメディアがあります。殻の中に留まることなく我々の運動を発信し、組織を強化して参ります。

【歴史の重さを感じ未来(あす)に繋げる創立55周年記念式典へ】
 十日町JCは今年度創立55周年を迎えます。先輩諸氏から培われた歴史を伝承していく義務が我々にはあります。現在この地域にも、地域産業の変遷により、第1次産業従事者の減少、公共事業費削減等による業種変更や新規事業への移行、雇用の問題による若者の地域離れ、観光資源の更なる創造、少子高齢化など諸問題があります。この地域の未来(あす)を考えたとき、我々には使命があります。この青年会議所の存在意義を考え、未来(あす)に向かって行動し、発信していかなければなりません。十日町JCの歴史に感謝し、55周年の歴史を再認識すると共に60周年に向けて明確なビジョンを繋げて行く必要があるのです。そしてその先の未来(あす)に繋げるために、十日町JCの組織を強化し、JAYCEEのちからを強めることを目指し、新たなる一歩を踏み出します。 

【地域の課題を探求しJCの意義の伝播へ】
 十日町JCでは3年前から市民討議会を開催して参りました。JCの立場だけで考えるのではなく、市民からの意見を抽出し事業に繋げて参りました。住民の多くは関心が無いわけではありません。サイレントマジョリティ、多くの人は物を言う場が無いだけなのです。そして議論することから行動することが必要となります。国宝火焔型土器を利用した事業、信濃川を利用した事業が市民討議会を経て生み出されました。今年度も市民討議会を開催し、この地域の未来(あす)のカタチを創造していきます。また昨年行った市民討議会の意見を踏まえて、この地域に根ざした事業を展開して参ります。広く他団体、市民の皆様との協働により、十日町JCとしての存在意義を伝播し、カタチにして行きます。 
【地域の宝の発信へ】

 この地域には大河、信濃川が流れています。この信濃川の恵みにより肥沃な大地は形成され、古の縄文文化が築かれました。日本一の信濃川として自慢できる存在のはずですが、現在では川は危険だとの認識があります。確かに関わり方を間違えるとその通り危険な河川です。しかし、この信濃川には大いなる可能性も秘めています。試験放流計画期間で現在検証中ですが、豊富な水量も戻って参りました。JR東日本信濃川発電所との共生、宮中ダムの取水はありますが、水量の調節作用もあります。天候の影響を受けにくいために、地域産業としても注目されております。この地域から、信濃川の可能性を発信し、未来(あす)に向けた信濃川をカタチにして行きます。
 十日町雪まつりは今年で63回目を迎えます。雪を楽しみ、雪に克つため雪まつりは発祥しました。我々が主管するコミュニティひろばは今年で37回目を迎えます。この地域で最大の規模を誇るひろばであり、多くの来場者があります。コミュニティひろばにてその役割を発信して行きます。コミュニティひろばへご来場いただくお客様のためにも、運営面に於いて人材確保や組織創り、カーニバル会場との関わりや、各地域のひろばとの関わりなど課題を検証しなければなりません。そして雪まつりの理念に立ち返り、雪を楽しみ、雪に克つことで地域に貢献することを課題にし、今後に繋がるコミュニティひろば運営を致します。

【JAYCEEの成長と、地域の個人の成長に向けて】
 過去の歴史を紐解いてみると、メンバーが100名を越えた時代もありました。しかし今後を考えたときには60周年時に向かって会員の減少が予想されます。この地域には多くの仲間たちがおります。十日町JCの存在意義をカタチにし、発信して行くために会員拡大に取り組みます。また会員拡大を遂行するには、この組織自体を誇りに思えるような組織にしなければなりません。十日町JCが発展するためにも、会員の連携・組織の強化を行います。
 私の会社の使命は、会社に関係するすべての人の幸せを通して社会に貢献し、想いをカタチにして行く事です。会社の従業員、自分の家族、従業員の家族、お客様とその家族全てを含みます。同一組織に於いて、組織の長を超える人材は育たないとも言われます。自分が弊害になってはいけないのです。だから自分自身も勉強したい、経験したいと考えております。同じことの繰り返しでは、時代の流れにはついて行く事は不可能です。また自己中心的な考えで私利私欲に走るのでは未来(あす)はありません。新たなことにチャレンジし、個人が成長しながら組織が成長していくことが会社の未来(あす)に繋がります。
 十日町JCという組織としても未来(あす)に向けて進んでいくためには我々自身だけでなく我々が関わる全ての人も一緒に成長してもらいたいと考えております。メンバーと自身の会社、家族、そして地域の皆様との関わり無くして、十日町JCの組織は語れないのです。組織の成長には自分自身が成長することが前提であり、日ごろの努力は結果として必ず現れ、今日の努力が未来(あす)の知識になります。地域の未来(あす)に繋がるべくJC運動を進めて行きます。

【最後に】
 今までは私自身JC活動でどこか人任せになっていたのかもしれません。他人任せ、自己中心的、それは会社でも現れてくるのかもしれません。JCで出来ないことがビジネスで出来る訳がない。JCを一生懸命やると言う事は、ビジネスも一生懸命やるということです。当然プライベートや会社の従業員のため、地域の皆様のためでもあります。今回理事長を引き受けるにあたり、ある一部分だけ頑張っても駄目なのだと感じました。引き受けるだけの人間性を磨く、ビジネスの本質を磨かなければ話に説得力はありません。2009年度社団法人日本青年会議所安里会頭の言葉、「すべての原因我にあり。自分が変わればまわりも変わる」自分自身変わっていかなければならないのです。
 我々が住んでいるまちには無限の可能性があります。それに気付くか気付かないかはちょっとしたことです。自分自身の能力を高め、組織としての能力を高める、言葉では簡単かもしれませんが、それをしなければこの団体の未来(あす)は無いのだと思います。
私の座右の銘に、「ミッション!パッション!ハイテンション!」と言う言葉があります。明治大学、齋藤孝教授の言葉です。この言葉には使命感を持ち、情熱をちからにし、下を向かず上機嫌で、明るく前を向いて進むことの大切さを説いております。まずは自分自身使命を持つ。我々には先輩諸氏から受け継いできた歴史を引継ぎ、変革の能動者たる使命があります。そして苦しいことや悲しいことになにくそ!という情熱をちからにする。そして何よりも上機嫌に、苦しいときでも前を向いて進み、みんなのちからを未来(あす)のカタチに、皆さんで地域の未来(あす)の為に歩んで行きましょう! 

基本方針
・公益法人格取得を目指す。
・公益社団法人にふさわしい事業展開とJC運動の発信を行う。
・会員拡大20名へ挑戦するとともに会員同士の連携を強化する。
・地域の宝を発信し、未来(あす)へ向けての運動を展開する。
・市民による、まちづくり参画事業を行う。
・創立55周年記念式典にて未来(あす)のビジョンを発信する。
・研修会や勉強会でひとづくり事業を行う。
・出向及び他団体への積極的な協力により、メンバーの成長を促す。


社団法人 十日町青年会議所

〒948-0088
新潟県十日町市泉17番地(十日町商工会議所内)

TEL 025-757-5111






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