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指導力委員会


委員長
藤橋 武康
 基本方針
スローガン 「成長」

 親が子を殺め、子が親を殺めるというニュースが日々報道されています。また我々の地域では、いじめや不登校の増加といった問題が起きています。一体どうしてこんな世の中になったのでしょうか。その原因としては、社会全体のモラルの低下、家庭や親の教育力の低下などがあると思います。そんな時代の中、子どもたちは親をどう見ているのでしょうか。
 そこで今年度、指導力委員会では子どもから親に対しての評価、親の通信簿をつけて貰います。子どもたちが、どのように見ているかを感じ、親が子どもに対してどう向き合えばいいのかを考えることが大切だと思います。
 そして子どもたちは、親だけではなく、我々地域の大人の背中も見て成長しています。かつては地域が家庭の教育力不足を補う役割を果たしてきました。たとえば、子どもたちは家庭の生活をベースにしながらも、集団における遊びを通していろいろなことを学んで社会性を高めていき、また、地域の伝統行事などに参加することで、地域を愛する心を育んできました。近所の大人たちはよその家の子どもに対しても、時にはあたたかく、時には厳しい目で見守り、地域ぐるみで子どもたちを育ててきたのです。ところが、最近では少子化の影響や塾・習い事の優先、ゲームなどの遊びにより、そうした地域の教育力が低下してきました。地域において子どもたちの遊ぶ姿が見られなくなり、地域の大人の役割が機能しなくなったほか、地域の伝統行事も次々と失われています。
 大人が変われば子どもも変わります。今、我々地域の大人が自分を見つめ直し、人を気づかう事の大切さを知り、モラルをあらためて学ぶ、大人の学びが必要だと考えます。


事業計画

1.子どもから見た親の評価調査
2.大人の学びの実施
 
 
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