広報誌「山つつじ」に連載中
第1回

 2011年度十日町雪まつりコミュニティひろばが盛況のうちに幕を閉じました。打ち上げでの阿部委員長の涙が多くを物語っています。「子どもたちの笑顔が見たいから」という強い思いのもとスタートしましたが、決して平坦な道ではなかったと思います。だからこそJCは面白いのでしょう。また、クールなはずの私が「まつりを楽しむ」ことができたことに、「自分ってこんな人間だったっけ?」と不思議な感覚です。あの居心地の良い(?)プレハブがないことに一抹の寂しさを感じますが、ようやく社会復帰が適い喜んでおります。陣中見舞や福雪だるまの協賛等でお世話になりました先輩方、賛助会員の皆様、そして雪まつり準備期間から本番までの間、あらゆる面で協力いただいた十日町JCメンバーに心より感謝申し上げます。

第2回

 雪まつりが終わり、季節はもう6月・・・その間、東日本大震災がありましたが、十日町JCとして地域に根ざした活動を続けることがで
き、メンバーの皆さんに感謝しております。親のアンケート調査の実施、わんぱく相撲十日町場所、そして先般開催されたとおかまち市民討議会2011等、いずれの事業においても、この地域で暮らす市民の意識の高さを感じました。特に市民討議会では、無作為で選ばれたにもかかわらず、「中心市街地活性化」について真剣な前向きな意見をいただきました。同時に、市役所にも情熱のある若手が多いことを知り、私たちの目指している「明るい豊かな社会」に1歩ずつ近づいている気がしているこの頃です。

第3回

 2011年がスタートしてはや8か月が過ぎました。季節はもう次年度の話題が出る頃ですね。歴史と伝統のある十日町JCの理事長職という身の丈を超える役目を何とかやってこれたのは、支えてくれるメンバーや諸先輩方、そして地域の皆様のご理解とご協力の賜物です。3月の東日本大震災と長野県北部地震に続き、7月末には豪雨災害が発生し、本当に修練の1年だなと感じております。(過去にもあったような・・・)そんな災害続きの年ですが、最後まで「プラス思考」で当初掲げた想いを完遂したいと思います。そして災厄の年は今年で終わりにし、来年は山田剛次年度理事長予定者率いる飛躍の2012年にしたいですね。

第4回

 『魚を釣って渡す』のではなく『魚の釣り方を教えること』、『ゴミを拾いつづける』のではなく『みんながゴミを捨てないようにする運動』・・・JCは市民意識を変える運動だと思い1年間邁進してきました。指導力委員会からは、子どもが抱える問題は親に原因があるとして、親を含む大人の意識を変えるべく活動いただきました。地域創造委員会からは、まちづくり、そして市長のマニフェスト検証を通じて政治に対する市民の意識を高めるべく活動いただきました。「地域の宝」共育委員会からは、子どもたちと信濃川を宝物ととらえ、地元の川で遊んだ体験がやがて強い郷土愛と変わるようにと活動いただきました。1つ1つの事業をとっても、それぞれ語りつくせないエピソードがあり、各委員長には事業構築の段階から最後まで、不測の事態に際してもあきらめずに乗り越えていただきました。今の委員長の清々しい顔がそれを物語っています。「プラス思考で行動しよう! 日々修練!! 〜あなたが変われば未来が変わる〜 」長いようで短い1年間でしたが、温かいご支援をいただきました皆様に心より御礼申し上げますとともに、労苦を惜しまず協力していただいたJCメンバーに感謝いたします。大変ありがとうございました。